今年1年お世話になった人や、頑張りをねぎらいたい人、元気かどうか気になるあの人へ、年末のご挨拶としてお歳暮を贈りましょう。
今回はお歳暮・冬ギフトの人気ランキングを紹介します。2024年のお歳暮選びに役立ててください。
お歳暮を選ぶ上で気をつけたいポイントや予算の目安なども説明しながら、おすすめ商品を厳選してご紹介します。
お歳暮の選び方について紹介します。迷ったときの参考にしてください。
お歳暮のお返しののし(熨斗)は贈る時期によって変わります。
お返しを届ける時期 のし
12月中 お歳暮
1月1日~1月7日(松の内)まで お年賀
1月8日~立春(2月3、4日頃)まで 寒中御見舞、寒中御伺い
お歳暮を贈り合うという意味で、のしは「お歳暮」とするのが一般的です。
ただし、お歳暮は年末の挨拶の意味になるため、届く時期が年明けになる場合、松の内までなら「お年賀」とします。松の内は正月飾りを出しておく時期のことで、一般的には1月7日まで、関西だと1月15日までです。
松の内を過ぎたら、のしは「寒中御見舞」や「寒中御伺い」を使います。
お歳暮ののしの種類・書き方・名入れは?
まずそのお歳暮が1人に対してなのか、相手先の家族で使ってほしいのか、もしくは取引先などの大勢に対してのものなのかを念頭に考えましょう。
1人に対してあまり大量のものを贈っても持て余してしまうかもしれませんし、子どものいる家庭に対してお酒類を贈るというのも、配慮が足りなく感じてしまいます。
また、取引先の職場に贈る場合、冷蔵品や賞味期限の短い食べ物は迷惑になってしまうこともあります。
相手先の人数や家族構成を考えることはお歳暮選びで最も重要になります。
食べ物や飲み物を贈る場合、相手の食の好みを把握しておくことも大事です。毎晩、晩酌をするような方ならビールの詰め合わせが喜ばれますし、甘いものより塩味のあるものが好きな方なら、洋菓子よりおせんべいや佃煮などが喜ばれます。
普段から好んで食べているものや飲んでいるものを見ておくことが、相手に喜ばれるお歳暮のジャンル選びにつながります。
今話題のお菓子だから行列に並んでまで買ったのに、親戚はそのブランドを知らず価値がわかってもらえなかった…なんてことは結構よくあるケースです。
近場にデパートなどがない方だと、デパートでよく見かけるような定番のお菓子が喜ばれることが多くあります。逆に都心部に住む友人などには、あまり定番すぎないもののほうがセンスがあると思ってもらえるでしょう。
ジャンルが決まったら、定番品がいいのかこだわりの品がいいのかを決めると商品選びがスムーズにすすみます。
もらったお歳暮を相手が使う姿を想像してみましょう。
「いいお肉が届いたから、今晩の食卓が豪華になった」
「このお菓子がしばらく子どもたちのおやつになるから助かる」
「コーヒーギフトをもらったから、家事の合間に一息つこう」
など、相手の生活シーンにお歳暮ギフトが役立っていることをイメージします。自然とどんなものを贈ったら相手が喜ぶか想像できることでしょう。
一般的なお歳暮の相場金額は3,000円〜5,000円程度です。百貨店などのお歳暮コーナーでも、同じ商品が量によって3,000円と5,000円の2種類用意されていることが普通です。
関係が深いと感じる相手には5,000円の品を、それ以外の方には3,000円の品を選ぶというふうにすると予算が決めやすくなります。
なお、5,000円より高額な品物を贈るケースもありますが、相手に気を遣わせない程度に高くても10,000円程に抑えるのが無難でしょう。
お歳暮は基本的には毎年贈り合うものになります。途中から金額を下げると失礼になってしまうこともあるため、毎年贈っても自分自身が負担にならない金額にしておきましょう。
2023年西武・そごうe.デパートの販売データを元に、お歳暮・冬ギフトで人気のジャンルをランキングでご紹介します。何を贈ればいいか迷ったときは人気商品の中から選んでみてください。
年代や性別、相手先の人数も問わず贈れる洋菓子は非常に人気があります。小分けになっていて配りやすく保存しやすいクッキーやフィナンシェなどの焼き菓子はお歳暮の定番品です。
洋菓子のメーカーは誰もが知っているようなブランドから、知る人ぞ知るこだわりのブランドまで様々あり、同じジャンルの洋菓子でも選択肢が多いのも魅力です。
税込3,240円
税込3,780円
税込3,240円
税込3,240円
有名店の惣菜は非常に人気があります。また、漬物やのり、佃煮などは、手軽におかずやご飯のおともになるので主婦層に人気です。惣菜は夫婦や家族で食卓を囲む姿が想像できる相手先にうってつけのギフトです。
そのまま盛り付けるだけのものや、レンジや湯せんで温めるだけで食べられる小分けパックの惣菜は、手間をかけずに食べられるので一人暮らしの相手にも喜ばれます。
税込5,400円
税込5,400円
税込6,361円
税込5,400円
惣菜と同様、ハムや精肉も食卓を彩るものとしてとても人気があります。ハムは加工肉として賞味期限が長い上、高級品のイメージも定着しているため喜ばれるでしょう。
精肉は賞味期限が短いことが難点ですが、食卓が豪華になるため高級志向な方へのギフトにおすすめです。家族の人数が多い家庭に特に喜ばれるギフトと言えるでしょう。
税込3,240円
税込3,240円
税込10,800円
税込3,240円
ビールはお酒類の中でも保存がしやすく、お中元と同様人気商品です。箱が大きく、重くなるため、ボリュームのあるギフトを贈りたい方にもおすすめです。
定番のビール以外にも飲み比べセットやお歳暮限定商品も喜ばれるでしょう。また、ちょっと贅沢なビールも選ばれています。
税込5,500円
税込5,500円
税込5,500円
税込5,500円
和菓子は素朴で優しい味わいのものが多く、食べやすいのが特徴です。また、季節感のある素材を使ったお菓子が多いのも和菓子の良いところです。
甘いお菓子が苦手な方には手軽に食べられるおかきやあられの詰め合わせがおすすめです。あんこは比較的賞味期限が短いものが多くなりますが、羊羹は日持ちがするので和菓子で賞味期限が気になる人におすすめです。
税込5,400円
税込3,240円
税込3,240円
税込3,564円
人気の魚の漬物やめんたいこ、スモークサーモンなどの魚介類は、調理せずにそのままおかずになるので、手軽に食べられて年配の方に特に喜ばれます。
他には魚の切り身も手軽な調理で食べられるので人気です。数の子はそのままおせちにも使えるので、おせちを手作りしている家庭では重宝するでしょう。
税込5,400円
税込10,800円
税込5,400円
税込5,400円
コーヒー・紅茶は自分では高級品を買うことが少ないので、もらえるととても重宝します。
コーヒーはスティック・ドリップ・豆・粉など種類がありますが、迷ったらドリップコーヒーがおすすめです。特別な道具がいらずに香り高いコーヒーを楽しめるので、手軽さを求める方にも本格派の方にもどちらにも満足してもらえるからです。
紅茶は家事に追われて忙しい主婦の方に、ほっと一息つけるティータイムを演出してくれます。
税込5,400円
税込3,240円
税込2,700円
税込5,400円
ジュース・飲料は老若男女問わず好き嫌いが分かれにくいギフトなので、何を贈ればいいか迷ったときにおすすめです。
おしゃれで高級感のある瓶や保存がしやすい缶、子どもやお年寄りがストローで飲みやすい紙パックなどがあります。健康志向の方には無添加のジュースなども喜ばれます。
税込5,400円
税込3,240円
税込3,240円
税込3,240円
みかんやりんごなど、生のフルーツは季節を最も感じてもらえるギフトです。彩りの良さで気分を華やかにしてくれます。
ぶどうのシャインマスカットやみかんの温州みかんなど、品種で選ぶのも良いですし、愛媛のみかん・青森のりんごなど産地で選ぶのもおすすめです。
税込5,400円
税込5,400円
税込5,940円
税込6,480円
冬に人気の鍋ですが、近年は具材やスープがすべてひとつのセットになった鍋セットのギフトが人気を上げています。人気の秘訣は鍋というお歳暮にぴったりの季節感と、そのセットだけで食卓が完成してしまう手軽さにあります。
家族用だけでなく一人鍋用のセットもあるので、一人暮らしの方へのお歳暮にもおすすめです。
税込6,480円
税込5,400円
税込5,400円
税込6,264円
お歳暮の時期については、11月下旬から12月初めに届くように贈ります。
大みそかに近づくとお正月の準備や帰省などで慌ただしくなるので、年末の挨拶と言えど届けるのが12月の下旬になってしまうのは好ましくありません。
その場合は少し間をおいて、年始に「お年賀」(1月1日〜7日まで)か「寒中見舞い」(1月8日~立春まで)として贈るのが無難です。
近年は相手よりもお歳暮を早く届けたいという思いから、11月中旬〜下旬にはお歳暮を贈るケースが増えてきており、11月に届いてもあまり違和感を覚えない風潮になってきました。
いつ贈るか迷ったら、早めに手配しておくことをおすすめします。なお、関西よりも関東のほうが早めにお歳暮を贈る傾向があります。
お歳暮にはのし(熨斗)をかけることで格式高い印象になります。一般的なギフトの場合と同じく、紅白花結びの水引ののし紙を使います。
書き方は上段(表書き)には「お歳暮」と入れ、下段には差出人の名前を入れます。相手の名前はのしには入れません。
差出人の名前は苗字や会社名で問題ありません。個人の意味合いを強める場合はフルネームにすることもあるので、相手との関係性を考えて入れましょう。
下段は空欄で省略することも多くあります。ただ手渡しの場合は、後で誰からもらったものなのか分からなくなることもあるため、名前を入れたほうがいいでしょう。
お歳暮は手渡しするのが正式な渡し方ですが、直接会って渡すのが難しいケースは多く、配送にすることも多いでしょう。それぞれのケースで失礼のない渡し方を把握しておきましょう。
最も気を付けなければならないのは贈る時期です。11月のうちに手配して、12月の上旬に届くような手配の仕方が無難です。
のしは配送時に破けてしまわないよう、包装紙の内側にかける「内のし」にして送ります。
ただし、最近では過剰な紙の使用を避けるエコな簡易包装が増えてきました。そういった場合は手配元の方式に従って問題ないでしょう。
突然訪問するのは失礼になるため、事前に相手の都合の良い時間を聞いて訪問します。風呂敷で持参するのが正式ですが、紙袋でも問題ありません。
のしは包装紙の外側にかける「外のし」が一般的です。客間などに通されたタイミングで風呂敷や紙袋から出し、一度自分のほうに向けてのしの破れや間違いなどがないか確認してから、向きを相手のほうに直して渡します。
もし玄関先や出先で渡す場合は「紙袋のまま失礼します」などと一言添えてから渡すのがよいでしょう。
お歳暮は季節の挨拶なので、喪中の相手にお歳暮を贈っても問題ありません。花結びののしの使用は避け、水引のない掛け紙を選ぶとこちらの配慮がより相手に伝わるでしょう。
ただし四十九日を迎えていない忌中にあたる方へは、忙しい時期でもあるため控えるのが無難です。どうしても贈りたい場合は時期をずらして寒中見舞いなどを贈ることにします。
お歳暮は年末の挨拶のため、12月中に贈るのであれば「お歳暮」として贈って構いません。ただし、12月25日以降になると年末で慌ただしい時期になるため避けたほうが無難です。
その場合は1月1日〜7日(松の内が15日までの地域では15日)に贈る場合は「お年賀」として、1月8日〜2月4日(立春。2月3日の年もあり)に贈る場合は「寒中見舞い」として贈ります。
お歳暮を贈るのが遅くなってしまった場合は慌てずに時期に合わせたのしで贈りましょう。
夏に季節の挨拶として贈られるお中元。日本ではお中元とお歳暮で年2回贈り物をするのが風習として根付いています。
お中元を贈っていないのにいきなりお歳暮を贈っていいのか心配になるかもしれませんが、問題ありません。
1年の締めくくりとなるお歳暮のほうがお中元より重要視されているため、お中元は贈らないが、お歳暮は毎年贈っているという人は珍しくありません。
親しい間柄であれば電話やメールで知らせたり、そもそも連絡は特にせずに贈ることも多く見られます。
初めてその相手にお歳暮を贈る場合や、より丁寧な印象を与えたい場合は、事前にお歳暮が届く旨の連絡をしておくとよいでしょう。
生鮮品や賞味期限の短いものを贈る場合は、確実に相手が受け取れるように事前に相手に知らせたほうが親切です。
手渡しのときにどんなことを言えばいいのか迷うかもしれませんが、お世話になったお礼や、なぜその品物を選んだのかを伝えるとよいでしょう。
「今年も1年お世話になりました。こちらご家族皆さんで召し上がってください」
「近所で評判のお菓子です。甘いものが好きだとうかがったので」
このような内容で渡しましょう。「つまらないものですが」といった表現はあまりいい印象を持たれないので避けます。
お歳暮はその年1年の感謝の気持ちが最も伝わる贈り物です。相手が喜んでくれる姿を想像して、感謝の気持ちを込めた一品を贈りましょう。
こちらの記事を参考に、相手に合った最適なお歳暮を選んでください。
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